ボディビル神話4つのウソ
米国では市場として成熟している分、筋トレに関する数多くの情報が飛び交っています。ホントの情報もあれば、間違った情報のものも。
当初米国のボディビル事情について習い始めた時、下記のような4つの間違ったボディビル神話を聞かされました。
「
君がもし真剣にボディビルディングに取り組みたいのなら、【誰からアドバイスをもらうか】は、よくよく考えたほうがいい。
米国においてボディビルディングやフィットネスは文字通りビリオン(兆単位)市場なんだ。
自称エキスパート達はいろんな錠剤、パウダー、そして筋トレプログラムとやらを進めてくるもんだ。君にとって何ら役に立たないものをね。
俗にいわれる4つの典型的間違ったボディビル神話を教えてあげるよ。
神話その1;
「筋肉をつけるため、トレーニングの最中に【筋肉を盛り上げる為の運動】は必須。
より筋肉の盛り上がる運動をすれば、より筋肉がつく」
君がトレーニングを始めたばかりなら、”盛り上がる感覚”は筋肉が血液を挟み込んだ状態でおこる。
そのため筋肉は腫れたように盛り上がり、君は大きく、たくましく、そして強くなったように感じるわけだ。
ただ勘違いしちゃいけないのは、筋肉の盛り上がりというのは、単に筋肉へ流れる血液量の増加であって、
トレーニングの成果とは別問題だということなんだ。
トレーニング効果は進歩の概念で図られるべきもの。もし君が先週よりも重いウィエイトを あげることが出来たとしたら、それが成長の証だ。
でもそれは、盛り上がる感覚とは何ら関係がない。
神話その2;
「筋肉をつけてしまうと動きがのろくなり、柔軟性がなくなる」
これはボディービルダー達が昔よく、「筋肉だるま」や「筋肉だんご」なんて揶揄された時代に話がさかのぼる。
でも実際これは真実じゃない。そんな既成概念とは逆に、筋肉を適度に育て上げることは、動きがのろくなるよりもむしろスピーディーになるんだよ。
そもそも筋肉は走ることから投げることにいたるまで、体の動き全ての原動力となるもの。
筋肉が強いほど、それらの動きに弾みがつく。足の筋肉がつけば瞬発力は上がるし、肩の筋肉がつけば遠投力は増す。強い筋肉は有能な筋肉。それ以外の何でもない。
神話その3;
「全ての運動は、テキストに書いてある型どおりに完璧にこなされなければならない」
もしろんジムでトレーニングをするとき、正しいフォームを意識してやることは大切だけれども、
完璧なフォームに固執しすぎるのはちょっと違う。
もし君がテキストに書かれているような運動にこだわってしまうなら、それは実は怪我の原因にすらなるし、本来果たせるべき筋肉増強の結果も失ってしまうことすらあるんだ。
君はロボットじゃないだろ?
常に「自然」な運動を心がけることが、もっとも大切なんだよ。
完璧なフォームにこだわりすぎることは、決して君のためにはならない。
神話その4;
「筋肉をつけたければ、筋肉が燃えるように感じるほど激しく運動しなくてはならない」
これまたトレーニングおける、大きな勘違いの一つだ。
ウェイトトレーニングの結果からくる「燃える感覚」は、単に運動の結果筋肉内に分泌された「乳酸」からくる感覚にすぎない。乳酸の増加と筋肉の増強はなんら関係ないし、むしろ筋肉増強のスピードを緩める結果にすらなりかねないんだよ。
ちなみに乳酸分泌を押さえたいのなら、通説にある「一つの運動で10回もしくはそれ以上の繰り返し」を5回から7回程度に抑えるといい。
」