「一週間に何回くらいトレーニングをするべき?」
「それぞれの部位に対して、どれくらいの運動をするべきですか?」
「何回を何セット繰り返すの?」
「重量トレーニングの場合、重いものを少ない回数こなすべき?もしくは重量を軽くして回数を多くするべき?」
「それぞれの体の部位に対して、どれくらいの頻度で運動すればいいんでしょうか?」
などなど。
この手の質問をよく受けます。
(私も始めたばかりのころは、ビルダー達によく質問していました)
ここでは、これらの質問をカバーする米国式12週間プログラムについて解説します。
ここに書くことは誰にでも出来るはずですし、少なくともトレーニングにあたる疑問を晴らすに十分な
情報かと思います。
ただし、実際のところトレーニングについてはこれが正しい方法であるとか、間違った方法であるとかはありません。仮に10人の違ったボディービルダー達に彼らの日課を聞いてみると、たいてい10の違った答えが返ってくるはず。
「効果がどんな運動からでも得られる。ただし、永久にその効果が続くものはない。」
これがみなさんのトレーニングの中で、常に一貫して覚えておくべえきもっとも大切なことかもしれません。
どんな類のトレーニングであれ、実践してみてください。最初の2,3週間は結構な効果が見られるはずです。
(もちろん、十分な栄養と休息を取り入れながらのトレーニングのことです)
ところが不思議なことに、たいていの場合この最初の2、3週間を過ぎてくると徐々にそのトレーニングの効果は
少なくなり、果てはその日課では全く効果がなくなってしまうのです。
私たちの体は実に賢く、自然とストレスに順応します。
何かしら体を使う運動が行われる場合、それに必要なだけの筋肉を増加させます。
たとえば工事現場で働くみなさんも、重労働とはいえその体は日課をこなすに十分な筋力をつけますが、
いくら毎日重いものを持つとはいっても、必要以上の力がつくということはありません。
(もし筋肉がつき続けるなら、工事現場で働くみなさんは大きくなり続けるはずですね)
実は、筋肉を増強するという作業は、体にとっては不自然なことなのです。
そこであなたが筋肉を増強させ続けようと思うのなら、時折「変化球」をつけて
あげなければならないのです。
一般的に、新しいトレーニングを開始してから最初の3週間は大きな進展が見られます。
その3週間後からは、あなたの体はその運動に順応してしまい、大きな進展は望めなくなるのです。
下に書くのは、12週間プログラムとして4つの違ったトレーニングをそれぞれ3週間ずつ行う手法です。
頻度としては一週間に4日。理想なのは月曜、火曜、木曜、そして金曜日の四日間です。
水曜日と週末はお休みします。
物足りないと感じるようであれば、もちろん日数を増やすことはかまいません。
ただし、休みの日の前に二日以上続けてトレーニングはしないように気をつけてください。
これにより、体には十分な回復と筋肉増強の時間を与えることができます。
筋肉はトレーニングの最中につくのではなく、休んでいる間につくのです。
実際トレーニングはストレスになるものであり、少なからず体にダメージを与えます。
そこで体はストレスに対抗しようと筋肉を増強させ、負荷のかかる運動やストレスに耐えようとするのです。
トレーニング日課
1週間目~3週間目
月曜日
スクワット;
最初に2,3回のウォーミングアップ。
5回を5セット(5回目で限界がくるくらいの重さで)
デッドリフト;
最初に2,3回のウォーミングアップ。
5回を5セット(5回目で限界がくるくらいの重さで)
立脚ふくらはぎ上げ;
10回を5セット
足上げ;
10回を5セット
斜め腕立てふせ;
10~20回を3セット
火曜日
斜め姿勢バーベルベンチプレス;
最初に2,3回のウォーミングアップ。
5回を5セット(5回目で限界がくるくらいの重さで)
座り姿勢ダンベルショルダープレス;
8回を5セット
上腕ニ頭筋運動;
10回を5セット
三頭筋下げ降ろし;
10回を5セット
ダンベル脇運動;
10~15回を3セット
木曜日
レッグプレス;
最初に2,3回のウォーミングアップ。
15回を4セット
足曲げ;
15回を4セット
グリップ下げ;
15回を4セット
ハイパーエクステンション;
10回を4セット
金曜日
斜め姿勢ダンベルベンチプレス;
最初に2,3回のウォーミングアップ。
10回を4セット
ダンベル横上げ;
10回を4セット
ニ頭筋ダンベル運動;
12回を4セット
三頭筋降ろし;
12回を4セット
バーベル上げ;
15回を3セット
自分が運動した種類、重さ、何セットか、何回か、を記録しておいてください。
各運動それぞれ、前回よりも更に上のレベルでやれるよう心がけます。
スクワット、デッドリフト、そして斜めバーベルベンチプレスでは、毎週1キロの増加させ、
同じ回数こなせるように心がけましょう。
4週間目~6週間目
月曜日
ひざ曲げバーベル運動;
最初に2,3回のウォーミングアップ。
8回を5セット
バーベル肩上げ;
10回を5セット
レッグエクステンション;
10回を5セット
足曲げ;
10回を5セット
座り型ふくらはぎ上げ;
10回を5セット
火曜日
傾斜バーベルベンチプレス;
最初に2,3回のウォーミングアップ。
5回を5セット(5回目で限界がくるくらいの重さで)
座り型バーベルショルダープレス;
8回を5セット
プリーチャーバーベル上げ;
10回を5セット
うつぶせ三頭筋運動(EZバーを使用)
10回を5セット
ケーブル運動
15回を3セット
木曜日
ハックスクワット
最初に2,3回のウォーミングアップ。
15回を4セット
足上げ;
15回を4セット
座り方ケーブル引き;
15回を4セット
クランチ;
15回を4セット
金曜日
平行ダンベルベンチプレス;
最初に2,3回のウォーミングアップ。
10回を4セット
ダンベル前方上げ;
10回を4セット
二頭筋バーバル上げ;
12回を4セット
三頭筋降ろし;
12回を4セット
グリップ;
12回を4セット
自分が運動した種類、重さ、何セットか、何回か、を記録しておいてください。
各運動それぞれ、前回よりも更に上のレベルでやれるよう心がけます。
スクワット、デッドリフト、そして斜めバーベルベンチプレスでは、毎週1キロの増加させ、
同じ回数こなせるように心がけましょう。
7週間目~9週間目
月曜日
スクワット;
最初に2,3回のウォーミングアップ。
5回を5セット(5回目で限界がくるくらいの重さで)
部分デッドリフト(パワーラックを使い、バーをひざの下に調整します);
最初に2,3回のウォーミングアップ。
5回を5セット(5回目で限界がくるくらいの重さで)
あご上げ;
自分が出来る限りの回数を4セット
足上げ;
10回を5セット
火曜日
平行バーベルベンチプレス;
最初に2,3回のウォーミングアップ。
5回を5セット(5回目で限界がくるくらいの重さで)
ダンベル前方上げ;
10回を4セット
ダンベル横上げ;
10回を4セット
二頭筋ケーブル曲げ;
10回を5セット
三頭筋降ろし;
10回を5セット
木曜日
ハックスクワット;
最初に2,3回のウォーミングアップ。
10回を5セット(5回目で限界がくるくらいの重さで)
レッグプレス;
15回を4セット
胸筋運動;
10回を4セット
ハイパーエクステンション;
10回を4セット
金曜日
安定ボール上でのダンベルベンチプレス;
最初に2,3回のウォーミングアップ。
10回を4セット
安定ボール上でのダンベルショルダープレス;
10回を4セット
変曲バー二頭筋曲げ;
12回を4セット
片腕頭越しダンベル運動;
12回を4セット
片腕ダンベル運動;
15回を3セット
自分が運動した種類、重さ、何セットか、何回か、を記録しておいてください。
各運動それぞれ、前回よりも更に上のレベルでやれるよう心がけます。
スクワット、デッドリフト、そして斜めバーベルベンチプレスでは、毎週1キロの増加させ、
同じ回数こなせるように心がけましょう。
10週間目~12週間目
月曜日
レッグプレス;
最初に2,3回のウォーミングアップ。
5回を5セット(5回目で限界がくるくらいの重さで)
足曲げ;
最初に2,3回のウォーミングアップ。
5回を5セット(5回目で限界がくるくらいの重さで)
グリップ降ろし;
10回を4セット
足上げ;
15回を5セット
火曜日
ディップ(ひつように応じ、重さを追加);
最初に2,3回のウォーミングアップ。
5回を5セット(5回目で限界がくるくらいの重さで)
あご上げ;
自分が出来る限りの回数を4セット
横上げ;
10回を4セット
座り型バーベルショルダープレス;
10回を4セット
二頭筋ダンベルプリーチャー曲げ;
10回を5セット
三頭筋降ろし;
10回を5セット
木曜日
スクワット;
15回を4セット
足曲げ;
15回を4セット
レッグエクステンション;
15回を4セット
座り型ケーブル曲げ;
10回を4セット
立ち型ふくらはぎ上げ;
10回を4セット
金曜日
足を安定ボールの上にのせた状態での腕立て伏せ;
自分が出来る限りの回数を4セット
座り型ダンベルショルダープレス;
10回を4セット
立ち型片腕ダンベル上げ;
12回を4セット
片腕頭越しダンベル運動;
12回を4セット
グリップ;
15回を4セット
自分が運動した種類、重さ、何セットか、何回か、を記録しておいてください。
各運動それぞれ、前回よりも更に上のレベルでやれるよう心がけます。
スクワット、デッドリフト、そして斜めバーベルベンチプレスでは、毎週1キロの増加させ、
同じ回数こなせるように心がけましょう。
それぞれの三週間サイクルはメニューに違いがあり、各サイクルにおいて違った運動を
行うことになります。
この手法により、長期に渡って筋肉を発達させることができます。
一通り12週間プログラムを終えたら、一週間目からのトレーニングを繰り返します。
この際、それぞれの重量は前回よりも重めにセットします。
もしくは、全く違った型のトレーニングに歩を進めてもかまいません。